『リンクの冒険』はNintendoから発売されたファミコンのディスクシステムの中のゲームのひとつです。
ゼルダの伝説シリーズでは2作目にあたる『リンクの冒険』は、前回の上から視点のゲームと異なり、横スクロールのアクションであり、敵との戦闘がシンボルエンカウントで行われる、経験値を獲得してレベルアップをしていくなど、他のゼルダの伝説シリーズとは異なる作品となっています。
◆他のゼルダの伝説シリーズとは異なる作品だが、影響は色々ある作品
『リンクの冒険』は正式名称は『THE LEGEND OF ZELDA 2 リンクの冒険』というタイトルですが、略称として『リンクの冒険』と呼ばれています。
ジャンルはアクションRPGで、ファミコンのディスクシステムで書き換えを行うことで、プレイすることが可能でした。
ゲームボーイアドバンスのファミコンミニシリーズとして2004年に移植が行われ、バーチャルコンソールやニンテンドーフクラシックミニファミリーコンピューターなどでも遊ぶことができます。
ゲームの目的は、勇気のトライフォールを開放することで、大神殿に行くためにはクリスタルにより結界を解除することが必要で、クリスタルを集めるために村を訪問して情報を集めたり、ダンジョンに行きゲームを進めるためのアイテムなどを探しながら進むRPGやアドベンチャーの要素もあります。
ゼルダの伝説の中では、レベルアップや敵とのシンボルエンカウントなど他の作品とは異なっていますが、ジャンプ中に下を押すことでジャンプ突ができる事や、村を訪問して新しい技を教えてもらうことが出来たり、村の名前に『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に登場したサリアやルトなどの名前がつけられていたりと、他のゼルダシリーズにも影響を与えている作品です。
◆『リンクの冒険』は最初のゼルダの伝説の外伝的な作品として作られた
『リンクの冒険』が開発された経緯として、攻撃も防御も上下に使い分ける事ができる横スクロールのアクションゲームが作りたいという、宮本茂さんの一言があったので開発することになった経緯があります。
ジャンプ突きや下突き、盾による上下のガードなど新しい要素を試したいというところがコンセプトとなっており、新しい遊び方の模索という部分で、ほかのゼルダの伝説シリーズと違う移植の作品、外伝として作られた作品として作っていたそうです。
のちにリンクの年齢やストーリーなどを追加して、ゼルダの伝説の2作目として発売したそうです。