ロックマンXは、スーパーファミコンで発売されたロックマンシリーズのひとつです。
ロックマンはアーケード向けのゲームとして開発され、ファミコンへと移植されシリーズ化されました。
スーパーファミコンからは新しくロックマンXが発売され、ロックマンとは別のシリーズとして展開していきました。
◆スーパーファミコンならではの新しいロックマンの誕生
『ロックマンX』は1993年にカプコンからスーパーファミコン用のアクションゲームとして発売されました。
パソコン向けにもリメイクされWindows版として発売され、WiiやWiiU、3DSなどのバーチャルコンソールのほかにもiPhone版なども配信されています。
アーケードやファミコンで発売されていた『ロックマン』シリーズとは異なり、新しいロックマンとして開発されており、ストーリーはロックマンの100年後という設定になっている。
敵の技を使うことが出来るだけではなく、カプセルの中に入ることでロックマン自身が強化されるパーツが装着されたり、隠されたハートを入手することでライフゲージを伸ばすことができるようになっている。
アクション要素も追加されており、壁蹴りやダッシュジャンプなどスタイリッシュな動きもできるようになった。
◆ロックマンとは異なる別のロックマン
ロックマンXは、ロックマンから100年以上が経過したという世界観で、ロックマンシリーズよりはシリアスなストーリーになっています。
主人公はエックスという名前で、人間と敵対し暴走するロボットであるイレギュラーを対峙するイレギュラーハンターとして活躍していたが、そのイレギュラーハンターも人間に対して反乱を起こしてしまう。
エックスは、同じ仲間だったイレギュラーハンターと戦うことになり苦悩することとなっていくという大人向けなストーリーです。
ロックマンシリーズの生みの親でもある稲船氏は、新しいロックマンとしてエックスを展開していたが、彼がエックスとして設定していたキャラクターは実は相棒のゼロを主人公にしたかったらしく、後にロックマンゼロシリーズとして、ゼロを主人公としたシリーズを展開しています。