聖剣伝説2は、スクウェアから発売されたスーパーファミコン用のゲームです。
聖剣伝説は、ゲームボーイのアクションRPGとして発売された作品ですが、ファイナルファンタジーの外伝的な位置づけとして発売されており、本格的に独立したシリーズとして発売されたのは聖剣伝説2が初めての作品となります。
◆ゲームボーイから大幅に進化したグラフィックとボリューム
聖剣伝説2は、1993年にスクウェアが発売したスーパーファミコン用のアクションRPGです。
『聖剣伝説』としては2作目ですが、ゲームボーイで発売された1作目はファイナルファンタジーの外伝という位置づけでした。
ニンテンドークラシックミニスーパーファミコンにも収録されており、WiiやWiiUのバーチャルコンソールとして配信されているほか、iPhoneやAndroidなどのアプリとしても配信がされています。
Nintendo Switchで発売された聖剣伝説コレクションでは、初代の聖剣伝説、スーパーファミコンの聖剣伝説3と共に収録がされています。
また、2018年にはフル3DリメイクされパソコンやPlayStation4向けで発売が予定されています。
スーパーファミコンではマルチタップを利用し、最大3人で遊ぶことができるというのも特徴で、友達同士で集まってプレイすることが可能でした。
WiiやWiiUのバーチャルコンソールでも可能ですが、ミニスーパーファミコンに収録されているものは、マルチタップが使えないため、最大2人までしか遊べなくなっています。
◆ファイナルファンタジーの外伝としての扱いからオリジナルの聖剣伝説へ
聖剣伝説は、ファイナルファンタジーの外伝として作られており、聖剣伝説2が聖剣伝説として独立した初めての作品となっています。
外伝にも登場をしていたラビやマイコニド、ゴブリンといったモンスターが登場するほか、コミカルな動き、様々な武器などが登場する。
装備や魔法などを仕様する際に使われるメニュー画面もかなり独特のもので、リングコマンドとよばれているそのシステムは、ほかの聖剣伝説シリーズでも使われています。
リングコマンドを開発したのが、スクウェアのゲームでは馴染みのあるプログラマーのナーシャ・ジベリ氏であり、スクウェアのゲームでは最後に関わった作品です。
そのためか、聖剣伝説2にはゲームの進行ができなくなるなどの致命的なバグも多く存在する。