世界には、15分という短い手術で視覚を取り戻せる2000万人もの人がいると言われています。その手術に掛かる費用は300ドル(約3万円)で、多くの日本人からすると払えない金額ではありません。
しかし、その視覚障害に苦しむ子供と大人の多くは開発途上国で暮らしていて、いくら働いてもその費用さえ稼げないと言います。そのため、盲目のまま一生を終える人も少なくありません。
そのような人達を助けるために20/20/20という非営利団体があり、無償で彼らに手術を提供しています。
この動画に出て来る2人の少女は、インドに住むソニアとアニータという姉妹です。
彼女らは生まれつき盲目で、お互いの顔も両親の顔さえも見たことがありません。両親は手術を受けさせてやりたいと思い続けてきましたが、父親の収入でそれを賄うことが出来ないでいました。
ある日、20/20/20が村にやって来て、2人は無償で手術を受けられるかどうかの検診を受けました。結果、2人とも手術を受けられるということが判明し、母親は嬉しさのあまり涙をこらえることができません。
母親は、2人の未来がただ明るいものであって欲しいと願うばかりです。手術を終え、包帯を外した2人の姿は動画でご覧ください!
たった15分の手術が受けられず、自分の家族や美しい自然を一生見ることなく人生を終える人々が多くいるということを、この動画から学んでいただければと思います。