天気が変わるといつの間にか絵の色が変わっている、そんなおもしろい絵があったら楽しいですね。
ここでは天気で変わる不思議な絵を作ってみましょう。
まず用意するのは塩化コバルト、水、ビーカー、画用紙、ペン、ドライヤーなどです。
まずは自分の好きな絵を画用紙にペンでかきます。
色が変わってほしい所は色を付けずにおきましょう。
次に塩化コバルトをビーカーに入れた水に溶かします。
すると、赤い液体ができます。
この塩化コバルト液を色を変えたい場所に塗っていきます。
少し乾いてからまた塗ると色が濃くなりますよ。
今度はドライヤーで乾かします。
すると、赤かった液体が青に変化していきます。
完全に乾くと青色になります。
お部屋の中にはっておくと部屋の湿度でもうっすらと変化しますし、湿度の急激に上がる雨の前などには絵が青くなります。
塩化コバルトの特性は水、水分に反応すると色が変わるという点です。
汗の中の水分にも反応するという細かな反応ができるので空気の中の水蒸気、湿度に反応できるのですね。
ただし塩化コバルト液は人体には毒性があり悪影響なので、なめたりはしないようにしましょう。
特に唾液で色が変わるかといった実験をしないようにしましょう。
参考サイト
http://blog.livedoor.jp/aritouch/archives/3636610.html
働きアリ|science 塩化コバルト紙(水と反応したときの色・色が変わる仕組み・使い方)