私たちの生活になくてはならない電気や電池ですが、自分で作ってみることができるのを知っていましたか?
ここでは驚きのくだものでできる電池を作ってみましょう。
まず実験に使用する電子メロディーがきちんとなるかを電池につないでチェックします。
次にレモンを2個輪切りにしておきます。
銅版と亜鉛版を4枚ずつ紙やすりでこすって用意します。
プラスチックキャップに切り込みをいれたものを4つずつ用意し、そこに銅版と亜鉛版を一枚ずつ挟み込んだものを4セット準備します。
準備できたらそれを輪切りにしたレモンにさしていきます。
みのむしクリップを5本用意し、端の亜鉛版から隣のレモンの銅版に同じレモンにささっている亜鉛版から隣のレモンの銅版にといった具合に交互につないでいきます。
両端のレモンにそれぞれ残った銅版と亜鉛版は電子メロディーにつなぎます。
ではなぜ電気を直接通していないのに電気が流れている反応が出るのでしょうか?
電池の中の仕組みは電解液に満たされた中を両端に金属があり、それを銅線で結ぶことで電気が流れるようになっています。
電池の液漏れ現象が起きるのはこの電解液が漏れ出てしまうことでおきるんですね。
ここではレモンを電解液として使い、そこに銅版と亜鉛版を差し込むことで化学反応がおきて電気エネルギーが作られたのです。
電解液のかわりになるくだものが他にもあるか、やってみるといいですね。
参考サイト
http://science.wao.ne.jp/experiment/details.php?contents_no=50319
くだもの電池をつくろう!|「科学に強い子を育てる」ワオ!科学実験ナビ