コンビニのお弁当容器の表面のふたなどはPS(ポリスチレン)でできているものがあります。この容器のふたでプラパン遊びができるって知っていましたか?それでは実際にやってみましょう。
準備するものはポリスチレンでできているお弁当などのふた、はさみ、絵をかくためのペン、オーブントースター、網、はしやトングなど、粗熱を取るための新聞紙や雑誌などです。
まず、お弁当のふたの容器の平らな部分を切り落とします。10センチ四方ぐらいの大きさのプラパンに大きく絵をかき色付けしましょう。書き終わったらそれをオーブントースターで焼いていきます。もともとの大きさの三分の一~四分の一になることに注意して絵の大きさを決めましょう。
縮み終わった段階でオーブンからお箸やトングなどを使って取り出し、新聞紙などの上で粗熱を取ります。その際、真っ直ぐになるように新聞紙などで抑えると曲がらずに完成できます。
プラバン専用のものではないのに、なぜコンビニ弁当のふたでプラバン遊びができるのでしょうか?これは素材に秘密があります。ポリスチレンには、透明性がいい・形を作りやすい・電気を通さない・無味無臭・リサイクルしやすいといった特性があります。また、熱を加えれば縮みます。子どもでも安全に加工しやすいためにこの遊びができるようになりました。
ただ、熱を加えた際にはやけどに注意しましょう。
参考サイト
http://www.jsia.jp/ps/index.html
日本スチレン工業会:ポリスチレン(PS)とは