静電気が走って痛い思いをしたことはありませんか?
電気が走ると痛い!となりますが、この実験では苦い…という味覚になる不思議な人間電池の実験ができます。
電気になるのに苦いとはどういう意味なのでしょうか?
用意するものは金属のスプーンと棒状に巻いたアルミホイルです。
金属のスプーンとアルミホイルの下をくっつけます。
次に自分の舌の上に両方をのせてみます。
すると苦いものを食べてもいないのに苦さを感じます。
なぜなのでしょうか?
人間の唾液にはミネラル等を含んでいて電解質です。
そのため電気を通しやすい液体であると言えます。
タイプの違う金属を持つことでプラス極、マイナス極を作り出すことができるため電解質のある唾液を介して電気をつくり出すことができたのです。
この際に流れる電気はごくごく微量なので細胞を少し刺激する程度なのですが、その際に味覚の細胞を刺激するため、にがさを感じたのです。
自分の舌を使わなくても食塩水を作って手に付け、金属同士をくっつけても電流は走ります。
別の方法で同じように人間電池を作ってみましょう。
参考サイト
http://science.wao.ne.jp/experiment/recipe.php?contents_no=50923
人間電池を作ろう!|「科学に強い子を育てる」ワオ!科学実験ナビ