私たちの体の中には食べ物を消化するための酵素がいくつも存在します。
体の中で食べ物はどんなふうに溶かされているのでしょうか?
味噌の中に含まれる酵素を使って観察してみましょう。
市販の味噌をいくつか用意しましょう。ご飯を用意します。
ビーカーに同じだけの量のごはんを入れ、種類の違う味噌を同じ量ずつそれぞれのビーカーに入れてみます。
しばらく味噌とご飯を混ぜ合わせていると酵素の多いものは時間をかけてドロドロになっていきます。
これは体の中で食べ物を消化しているのと同じ状態になります。
食べ物を消化する際には消化酵素が糖分と結びついて分解し、液体状にしていきます。
より消化酵素を多く含む味噌の方がより早く分解がされていきます。
ではなぜ味噌には消化酵素が含まれているのでしょうか?
味噌・醤油・納豆などは発酵食品になります。
納豆菌やこうじ菌などの助けを借りて酵素を作り出しているのです。
他にも酵素の消化を使った方法でどんなものが作られているか考えてみましょう。
参考サイト
https://www.kango-roo.com/sn/k/view/1649
消化酵素と分解|解剖生理をおもしろく学ぶ|看護roo!(カンゴルー)