私たちの地球上にもプカプカと浮いている氷、その氷はいつも水面に浮くと私たちは思いがちですが、必ずしもそうではありません。ではどんな場合に違った動きを見せるのでしょうか?いろんな液体をそろえて実験してみましょう。
用意するものはプラスチックコップ、牛乳、酢、消毒用アルコール、植物油、水、氷を用意します。プラスチックコップにそれぞれ牛乳、酢、消毒用アルコール、植物油、水、水と植物油を半分ずつ入れたものを用意します。それぞれに氷をいれて氷がどうなっているかを観察します。
たいていの液体では氷は浮いているのですが、消毒用アルコールや油では氷は沈み、水と油が半分ずつ入ったものの中では氷は中央で浮いています。
なぜこのような結果になったのでしょうか?
実はこれには液体の密度が関係しています。水に比較的密度の近いものでは氷は浮きますが、水よりも密度が低い物は軽くなるため氷が密度の軽いものの上に浮くことが難しくなります。
この他にも密度の変化がみられる可能性のある液体を集めて実験してみたいですね。
参考サイト
http://science.wao.ne.jp/experiment/recipe.php?contents_no=50280
いろいろな液体に氷をいれてみよう!|「科学に強い子を育てる」ワオ!科学実験ナビ