油性ペンやマジックが途中で書けなくなったことないですか?
普通だとインク切れだと思って捨ててしまいますよね。
しかし、そのペンはもしかしたらインク切れではないかもしれません。
それでは書けなくなったペンを復活させてみましょう。
まず、用意するものは書けなくなった油性ペンやマジック(油性系のペン)、除光液(または消毒用エタノール)。
書けなくなった油性ペンやマジックのふたに除光液をふたの半分ほど入れます。
入れたらペンをふたにしっかりつけ、10分ほど待ちます。
消毒用エタノールの場合も同じようにペンのふたに消毒用エタノールを入れてペンのふたをし、10分待ちます。
すると、インクの残量にはよりますがまた書けるようになります。
なぜ一度書けなくなった油性ペンが書けるようになったのでしょうか?
実は油性ペンはインクだけが入っているわけではありません。
インクと溶剤と呼ばれる成分が入っています。
イメージ的には油絵具で絵をかくときに絵の具をとくための油が別に必要なのですが、それと同じです。
水性絵具でいうところの水の役割とも同じです。
インクを出して書くためにはこの溶剤が必要になります。
ところが、ペン先を乾燥させてしまうとこの溶剤がインクよりも早くなくなってしまう場合があるのです。
そうなると、容器の中でインクが固まっている状態になるので出てこなくなります。
除光液や消毒用エタノールはこの溶剤と似ているため再びインクを出すことができるのです。
ただし、除光液は非常に強い臭気がありますので取り扱う際には大人と一緒に扱い、かつ換気に注意しましょう。
また、目や粘膜についたりしないように注意しましょう。
参考サイト
https://5hun-mametisiki.com/16
油性ペンを復活させる方法は?除光液を使う理由も簡単に説明!|5分で得する豆知識ブログ