『DayZ』のヒット後、多くのサバイバルゲームがリリースされました。
その多くは『DayZ』同様ゾンビアポカリプスものとして制作されています。
中にはMinecraftのようなサンドボックス要素を加えた『7days to die』のようなタイトルも存在しています。
またゾンビやクリーチャーといったいわゆる敵キャラが登場しないサバイバルゲームもあります。
『The Long Dark』は極寒の地を舞台とするサバイバルゲームで、プレイヤーの敵として立ちはだかるのはその凍てつく自然環境そのものです。(クマやオオカミといった敵対的な野生動物も登場しますが、それも自然環境の一部と言えるでしょう)
■人間社会の中で生き抜く『Vestige of the Past』
上記の通り、多くのサバイバルゲームでは、プレイヤーは概ね人間以外の明確な敵対的存在と戦って生き抜くシステムが好んで用いられていますが、『Vestige of the Past』はそれとは一味違うゲームとなっています。
開発バージョンの『Vestige of the Past』では、そのゲームの舞台は現実に存在するチェコ共和国第2の都市であるブルノをモデルとした都市となっています。
仮想現実的な世界の中で生きていく、というとかつて一時的にブームになったネット上の仮想社会『Second Life』を思い出す人もいるかもしれませんが、『Vestige of the Past』は現状、シングルプレイのみ想定していると思われ、『Second Life』とはまったく違うゲームになっているようです。
『Vestige of the Past』はPC向けタイトルとして開発が進んでおり、早期アクセス版がsteamより2017年第1四半期にリリースされる予定です。