イオンは電子がついた原子や分子のことです。
イオンを目にすることはあまりありませんが、ここでは実際のイオンを観察してみましょう。
鍋に水100mlと寒天の粉1g、食塩(沸騰後に入れる)1gの割合で入れ、かき混ぜながら温めて寒天を作ります。
沸騰したら食塩をいれてとけたら火を止め、粗熱をとってからプラスチック容器に移し固めます。
次に3センチ四方の銅版を用意し、固まった寒天の両端に差し込みます。
乾電池につないだミノムシクリップを用意して銅版の両端につなぎます。すると、寒天の端から青くなりはじめます。
実はこの青くなった部分は銅イオンが溶けだしてできた色なのです。
古い十円玉などに時々見られる色はこの色と同じですね。
電気が流れやすいように食塩を溶かしこんでいるのですが、寒天上を移動する際にはこのようにゆっくりと観察することができるのです。
参考サイト
https://kids.gakken.co.jp/jiyuu/idea_db/793.html
イオンの動きを見てみよう|科学実験|アイデアデータベース|夏休み!自由研究プロジェクト2017|学研キッズネット