水道から出てくる水はずっとまっすぐに落ちてきますよね。
それを動かす方法があります。実際に動かしてみましょう。
まず、ストローや塩ビパイプなどを用意します。
次にティッシュでストローや塩ビパイプなどをこすり静電気をストローやパイプなどに貯めます。
それを細く出した水道水に近づけてみます。
するとストローなどを近づけた部分から下の水が曲がります。
なぜ水を触らずに曲げることができたのでしょうか?
これは水の分子が関係します。
水の分子は水道から流れている間もほんの少しだけ電離しています。
この電離とは原子や分子などが電子を出したり、取り込んだりすることでイオンになることを言います。
つまり、電子を放出することでプラスまたはマイナスの電気を帯びている状態になります。
この場合、ストローや塩ビパイプには静電気のマイナスの電気がたまっています。
水分子はプラスの電気を帯びているため引き付けられて水が曲がるという現象が起きるのです。
もう一つ追加実験として、15個以上のネジオム磁石をつなげたものを水に近づけてみると静電気とは違った反応がみられますよ。
参考サイト
http://sky.geocities.jp/sjbwg118/tejina/magare.htm
水よ!曲がれ!