プレイステーションで発売された、ガンダム系SLG(シミュレーションゲーム)で、キャラゲーでありながら硬派なゲームデザインで、多くの人に親しまれました。
収入や生産などの要素もある戦略SLGとしてみてもよく出来ていて、やりこみプレイヤーの早解きプレイなども人気でした。
■22ターンって何日?
このゲームはガンダムシリーズの中でも人気の、一年戦争時代を扱っています。
プレイヤーはジオン公国か地球連邦軍を担当して、一年戦争を勝ち抜くのがひとまずの目標です。
モデルが一年戦争なのでいつまでも続けるというわけにはいかず、100ターン以内に決着をつけないといけないことになってます。
365を100で割って、3.65ですから1ターンは三日半ほどということになります。
大体普通にプレイすると100ターンまではいかないにしても7,80ターンくらいはかかるものなのですが、早い人はこれを30ターン未満、22ターンとかでクリアしてしまったりします。
3.65*22=80.3ですから、80日ほど。
一年戦争が3ヶ月で終わったことになります。
■2ヶ月もかからない第三勢力
基本はジオンか連邦をプレイするのですが、クリアすると第三勢力として、アクシズなどの勢力でプレイできるようになります。
これら第三勢力プレイのやりこみもはげしく、10ターンちょっとでクリアするような猛者がいます。
普通だったら編成をして生産をして配置転換をして、準備万端整えて、じゃぁそろそろ動いてもいいかな、あ、敵のほうから攻めてきた、守らなきゃ、って言っているような時期です。
第三勢力プレイは50ターンになると特別なイベントが起きることになっており、だいたいその辺りで佳境を迎えるデザインのはずなんですが。
こういう話だけ聞くと、「やっぱりガンダムのゲームだし、SLGが苦手な人でもできるようにやさしいいゲームにしてあるんだろう」と思われるでしょうけども、そんなことはないのです。
ゲームがやさしいのではなく、やりこみプレイヤーがやりこみすぎなのです。
実際プレイしてみるとすぐ分かると思います。