軟式テニスで使われるテニスボールはゴムでできている柔らかいボールです。
このボールから形が少し変わる程度の空気を抜き、それをお湯に浸すと不思議なことにテニスボールが元に戻ります。
逆に冷やすと空気を抜いたよりもボールはへこんでしまいます。
テニスボールはなぜこんなに変化したのでしょうか?
まず熱湯を入れた入れ物と、氷水を入れた入れ物を用意します。
次に軟式で使われるテニスボールはあらかじめ空気入れで少し空気を抜いておきます。
少し形が変わる程度抜いておきます。
準備ができたら、最初に熱湯にテニスボールをトングなどではさんでいれてみます。
すると、ボールは空気がパンパンに入っているように膨らみます。
今度は氷水につけてみるとボールは空気を抜いた時よりもへこんでしまいます。
ボールの中には空気が入っています。
空気は温度によって膨らんだり縮みます。
空気は温められれば膨らみ、ボールの中でふくれるため空気がパンパンに入っているように見えます。
逆に冷やせば縮むため、ボールがへこんでしまいます。
ゴムでできているボールなどではこの変化がはっきり観察できるのですね。
ボール競技をする際に季節によってはボールの空気圧を調整する必要があるのはこういった理由なのですね。
参考サイト
http://science.wao.ne.jp/experiment/recipe.php?contents_no=50325
ワオ!科学実験ナビ 科学実験レシピトップ 物質の状態 テニスボールを熱湯や冷水にいれてみよう!