災害などで液状化現象が起こり建物が傾いたり、水が噴き出したりした映像をみたことがあるでしょうか?
ただ、実際にどんなことが起きてそうなるのかはなかなかわかりにくいものです。この実験では身近な砂と水で液状化現象を観察してみましょう。
まず用意するものは振動が起こせる液状化実験装置、大きな入れ物、砂、水、建物の模型などです。液状化実験装置の上に入れ物を置き、砂を入れます。次に水を入れてよく混ぜます。次に建物の模型などをならした砂の上に設置していきます。最後に液状化実験装置の電源を入れ、変化を観察します。
振動により出てきた水のせいで地盤が安定しなくなった建物が傾きます。この現象が液状化現象です。
実際に地中では全てが砂であるわけではありません。ただ複雑な地形が絡み合っている場所やあとから土をいれて足してある土地では、こういった振動による水の移動で液状化現象が起こり得るわけです。
液状化実験装置がない場合、平面タイプのマッサージ道具などを利用することなどの工夫もできるかもしれません。振動が起こせる身近なものを使ってやってみるのもいいですね。
参考サイト
http://yorozudailynews.blog.so-net.ne.jp/2016-07-09
地震の自由研究 液状化現象を再現する方法 - メインデスクのよろずお役立ちれぽーと