スライムは作って遊ぶにはとても楽しい物質です。
そのスライムの性質を使って、風船のようにして遊ぶこともできます。
どんなふうに遊ぶのでしょうか？
まずはスライムを用意しましょう。
水ライムは水と同量のPVAのりに食用色素や絵の具などで色を付け、ホウ砂水溶液を少しずつ加えてまぜスライム状になるまで練っていきます。
その後、手で揉んであげるとスライムが完成します。
このスライムにストローを差し込むとまるで風船のように膨らみます。
シャボン液でもないのになぜ膨らむことができるのでしょうか？
スライムはPVAのりの同士の隙間にホウ砂が入り込みPVAとPVAの間に水を閉じ込める役割を果たしています。
そのため粘り気を生み出します。その粘り気がシャボン玉でいう膜になって風船のように膨らませることができるのです。
少し水分が多いため時間がたつと重力に引っ張られて平べったくなっていきますが、何度でもまとめることができるので何度も風船遊びをすることができます。
乾燥してくると粘り気がなくなってしまうため、水分を減らさないようにするのが長持ちさせるコツです。
ホウ砂は毒性があるので口に入れたりしないようにしましょう。
素手で触った後は必ず水で洗い流しましょう。
参考サイト
http://science.wao.ne.jp/experiment/recipe.php?contents_no=50355
スライムの性質を調べてみよう！｜「科学に強い子を育てる」ワオ！科学実験ナビ
