糸電話を作ったことがあるでしょうか?糸を伝って音が伝わる原理を利用した電話です。ではそれが風船になったら音は伝わるでしょうか?作って確かめてみましょう。
使うものは細長風船、紙コップ2個、カッター、空気入れです。まず、細長風船に空気を入れて置きます。紙コップの底にカッターで十字に切り込みを入れ風船が通るようにします。風船の両側に紙コップを差し込みます。これで糸電話のように遊んでみるとちゃんと音が聞こえます。なぜ風船でもできたのでしょうか?
糸電話の場合、糸を声の振動で震わせることで音を伝えています。そのためピンと糸が張っていることが条件だったりします。この風船電話では風船の中の空気を直接震わせているため震えがそのまま伝わり、声として反対側でも聞こえたのです。同じものをもう一つ作り片方を話す専用、もう片方を聞く専用にもできますよ。
参考サイト
http://science.wao.ne.jp/experiment/details.php?contents_no=50440
風船電話で通信しよう!|「科学に強い子を育てる」ワオ!科学実験ナビ