歯を磨いていると、力を入れ過ぎて歯ブラシの先っぽが花が咲くように開いていってしまいます。こうなると使えなくなるのですが、この開いてしまった歯ブラシを元通りになるようにすることができます。ではどのようにするのでしょうか?
まず、熱湯を用意します。熱湯でやけどしないように注意しましょう。お湯の中に歯ブラシをつけたり、歯ブラシの先に熱湯を注ぐなどして歯ブラシのブラシ部分につけます。
一度お湯からあげて様子をみます。真っ直ぐになってきていないようならば再度お湯につけます。最後にお湯からあげて形を整えたら水をかけます。すると、お湯につける前よりもまっすぐになる歯ブラシがあります。
ではなぜまっすぐになる歯ブラシがあるのでしょうか?またならない歯ブラシはなぜもとに戻らないのでしょうか?
歯ブラシには実は様々な素材が使われています。その中でよく使われている歯ブラシの素材はナイロンです。ナイロンには熱で柔らかくなり、冷えると固まるという特徴があります。ナイロン素材の特性を生かし、熱でナイロンの形状を元の状態に近づけようとした結果、歯ブラシが元通りに近い形になります。
元に戻らなかった歯ブラシはナイロン以外の素材が使われていることが多いので、すべての歯ブラシが元通りになるとは言えないのです。
ただし、この方法では衛生面までは改善することはできません。歯ブラシで増えてしまった雑菌を減らすことはできないので、ある程度使ったら交換するようにしましょう。
参考サイト
http://hitorigurashi-lab.com/living/9798/2
【検証】使い続けた歯ブラシ、広がった毛先が熱湯で元に戻る?|ひとり暮らしLab-part2