熱いスープなどに金属製のスプーンをつっこんでおいてさわったら熱かったといった経験ありませんか？熱はいろんなものに伝わっていきます。ここでは金属への熱の伝わり方について注目してみましょう。
まず大きめのビーカー、銅の棒、ステンレスの棒、温度計、電気ポットなどを用意しましょう。熱めのお湯を沸かし、ビーカーに入れます。銅の棒、ステンレスの棒をビーカーに入れます。同時にそれぞれの金属の棒を入れても、銅とステンレスでは温まり方が異なるために触ってみると片方が熱く感じます。これは金属の性質が異なるためです。
熱伝導を考えられたものは生活の中にもたくさんあります。例えば、お鍋は料理を作る際に熱の伝わり具合が重要ですが、沢山の種類があります。銅の鍋、鉄のフライパン、ステンレス系のお鍋もあれば、金属ではない鍋もあります。これらはそれぞれ熱伝導率が異なりますが、どんな料理を作るかや使い勝手などで使い分けられています。
これ以外にも、食事の際に使うスプーンやフォークなどで熱の伝わり方を実感してみましょう。金属の棒を触る際はやけどに注意しましょう。
参考サイト
http://science.wao.ne.jp/experiment/recipe.php?contents_no=51230
金属棒の熱の伝わり方を調べよう！｜「科学に強い子を育てる」ワオ！科学実験ナビ
