冷たい飲み物を用意するとかならずコップの外側に水分がつきます。コップから飲み物がこぼれたわけでもないのにこの水分はどこからきたのでしょうか?
プラスチックコップ大1小2、隙間テープ、ビニルテープを用意します。大きなプラスチックコップのふちの内側に隙間テープを一周分はります。そのうえからプラスチックコップの小をいれ、ビニルテープですきまをふさぎます。
両方のプラスチックコップに氷水を入れます。すると、プラスチックコップのみのコップはみるみるこっぷの周りが曇り始めます。一方、大きなプラスチックコップの中の小さなコップは曇っていません。なぜプラスチックコップに水滴がつくものとつかないものに分かれたのでしょうか?
大きなプラスチックコップに入ったものは外気と接触しないようにコップのふちが隙間テープとビニルテープで塞いであります。つまり、コップの周りの空気が入れ替わらなければ水滴がつくことができないということになります。
氷は周囲を冷やしながら溶けていきますが、その際、コップの外側の空気も一緒に冷やしています。空気中には水分があるのですが、冷やされるとコップにつき集まって水になります。
参考サイト
http://www.nhk.or.jp/rika/daijikken/
大科学実験[理科 小1~6・中・高]|NHK for School