ポップコーンはポップコーン専用のとうもろこしを火であぶることでつくることができます。では、ポップコーンができる瞬間、何が起こっているのでしょうか?実際に作ってみながら考えてみましょう。
用意するものはポップコーン用のとうもろこし、ビーカー、油、セラミック金網、実験用三脚などです。
まず、実験用三脚にセラミック金網を乗せます。ビーカーに油とポップコーン用のとうもろこしをいれ、アルミホイルでふたをかぶせます。三脚下からバーナーでビーカーを温めていきます。すると、温まり始めたビーカーの中でポップコーンがはじけはじめます。では、なぜポップコーン用のとうもろこしは過熱すると破裂するのでしょうか?
これはポップコーン用のとうもろこしの構造にそのヒントがあります。このとうもろこしは中心部に水分が多いという構造をしています。そのため、外側を加熱すると中心部で水分が水蒸気になって圧力が上がり、一気に膨張するという現象が起きます。その際にはじけてよく見るポップコーンの形状になるのです。
参考サイト
http://site.ngk.co.jp/lab/no53/
2002年1月号/ポップコーンは火山の爆発!?|NGKサイエンスサイト|日本ガイシ