皆さんは歯磨きの時に歯磨き粉を使いますよね。
量が極端に少なくなるとだんだんチューブ状の歯磨き粉は出にくくなります。
最後まで使ってから捨てる方が無駄なく使えていいですよね。
ではどんな方法なら最後の最後まで使うことができるでしょうか?
なかなか出てこなくなった歯磨き粉は内部の側面についています。
さらさらしていない分、なかなか重力の力だけで落ちてくるのを待つというのは時間がかかります。
そこで、チューブの中に空気を入れ、チューブの端を持ってチューブの口を下にしてチューブが上下に細かく降られるように動かします。
しばらくふってから出してみると、残った歯磨き粉が出てきます。
なぜこんな風に動かしただけで出てくるようになったのでしょうか?
物を回したときに生まれる力が遠心力と呼ばれる力です。
チューブの端を持ってチューブが上下に振られるように動かすこの動かし方では遠心力が働いているようには思いにくいかもしれません。
ただ、わざわざ一回転させなくてもこのやり方でなら短い軌道を描いて遠心力をかけることができるのです。
遠心力は円を描いているその円よりも外へ外へとかかる力なので、チューブの中の歯磨き粉が遠心力で移動させられた結果出口付近に集められたのです。
同じやり方で最後まで使いたい調味料のチューブなどにも応用できますね。
参考サイト
http://urawaza365.blog44.fc2.com/blog-entry-36.html
裏技大全集 歯磨き粉などのチューブを最後まで使い切る裏技