ドラゴンクエスト2は人気のドラゴンクエストシリーズの2作目の作品で、前作のドラゴンクエストから8ヶ月ほどの開発期間で完成された作品です。
ドラゴンクエスト2は、前作と比べて3人パーティになったことや敵が複数現れるということもあり、難易度もだいぶ上がりました。
特にロンダルキアの洞窟と呼ばれるダンジョンはゲーム屈指の難易度とされ、多くの人を苦しめました。
◆2作目だからこそできる進化の部分
ドラゴンクエスト2は、エニックスが開発したファミリーコンピューター向けのゲームソフトです。
ストーリーは、前作から100年後の世界で、伝説の勇者であるロトの血を引く王子と王女が力をあわせて、悪の大神官であるハーゴンを倒すために旅立つというストーリーです。
前作のROMが64キロバイトという容量で作られていましたが、今回は128キロバイトと2倍になっており、パーティメンバーの増加だけではなく、世界も広くなり移動手段である船が最初に登場した作品でもあります。
冒険できるエリアや呪文、戦闘など色々なものが大幅に増量されたのは技術によるROMの進化があったのです。
◆ロンダルキアの意外な攻略方法と難易度の理由
ドラゴンクエスト2に登場する最大の難易度のロンダルキアの洞窟は多くのプレイヤーを苦しめたダンジョンです。
ロンダルキアの難易度の高さは、実はテストプレイが時間が無く、不十分だったということが理由とされています。
洞窟に挑むまでには、これぐらいのレベルになっているだろうという仮想で行われていたものだけだったので高い難易度が設定されていたという理由でした。
そのため、リメイク版では敵の強さの調節が行われ難易度が下げられています。
また、このダンジョンの難易度を上げている理由の一つに落とし穴の存在があります。
ダンジョン内にはいくつもの落とし穴があり、その穴は見えないので、歩いていると突然落ちてやり直しになります。
しかし、この落とし穴は壁を右手伝いで辿っていくと抜けられるという迷路で使われる手法を使えば穴に落ちずに抜ける事ができるのです。
昔からある迷路を抜ける知恵だったため、ここまで苦戦するとは思わなかったと当時のスタッフは言及していました。
リメイクでは、穴は一度落ちると見えるので攻略しやすくなっています。
http://www.jp.square-enix.com/dqsp/dq2/