『ドラゴンクエスト2』はエニックスがファミリーコンピューター向けに発売したもので、スーパーファミコンやWii向けなど何度かリメイクが行われているゲームソフトです。
ドラゴンクエストシリーズは、ほとんどがスマートフォンでリメイクが行われています。
リメイク作品が作られるたびにゲームバランスの調整やグラフィック、サウンドの改善や変更などが行われていますが、スマートフォン版のドラゴンクエスト2は遊びやすく改善されてはいますが、難易度も上がっているそうです。
◆スーパーファミコン版をベースに作られたアプリ版
ドラゴンクエスト2はエニックスが1987年にファミリーコンピューター向けに発売をしたロールプレイングゲームです。
ドラゴンクエスト1と違い、パーティメンバーが3人になった事や、敵も複数増えたことで、戦闘の幅が広がりました。
ロトの子孫であるローレシアの王子、サマルトリアの王子、ムーンブルグの王女と共にムーンブルグを滅ぼし、世界を破滅に陥れようとする邪神ハーゴンを倒すために冒険をしていくというストーリーです。
スーパーファミコン版では、ファミコン版と違い遊びやすくバランスが調整されました。
特に多くのゲームプレイヤーを苦しめたロンダルキアの洞窟は、落とし穴に落ちると、その穴が残る、いなづまの剣が見えるなどの修正がおこなわれていました。
また、サマルトリアの王子の装備できる武器が増え、ラスボス戦で鉄の槍で戦うという事もなくなりました。
アプリ版では、スーパーファミコン版をベースに、さらにバランス調整や仕様変更などが行われたそうです。
◆スマートフォン版は、魔法が変更されているため、メリットとデメリットが生まれた
スーパーファミコン版のドラゴンクエスト1・2をベースにアプリ版は作られていますが、大きな変更点がいくつかあります。
敵の経験値が増加してレベルが上がりやすくなった反面、取得する呪文のレベルも上がっているので、スーパーファミコン版ではサマルトリアがレベル18でベギラマを取得していたのに対してレベル23に変更されています。ザラキもレベル23から27に変更されています。
また、ギラが単体からグループ魔法になっているので、戦いやすくなっているのですが、反面、敵が使ってくるギラもグループ化されているので、序盤のリザードフライやまじゅつしのギラがかなり脅威になっています。
ベギラマに関しては、ファミコン版では説明書に50前後のダメージと記載されているにもかかわらず、設定ミスにより30程度のダメージしか出ないなど、ギラ系の魔法に関してはドラゴンクエスト2においてはいろいろと振り回されている魔法のひとつになっています。
