バイオハザードは、映画化もされ全世界で7000万本以上も売り上げた人気のゲームです。
カプコンでは当時は、『ストリートファイター』や『ロックマンX』シリーズが人気の作品となっており、新しいジャンルで、初の3D作品でもある『バイオハザード』は、それらの人気作品に関わることができなかった左遷されたというスタッフで作られたという噂がありました。
◆ホラーゲームというジャンルの始まり
バイオハザードは、カプコンから発売されているホラーアドベンチャーゲームです。
1996年にプレイステーションから発売され、セガサターンやゲームアーカイブスなどで発売され、更にゲームキューブなどでリメイクが作られています。
ストーリーは映画のような作りをしており、ボイスは英語で字幕という作りでした。
アメリカの郊外の民家で10数人のグループに襲われて食い殺されたという事件が発生し、その調査をするために、STARSとよばれる特殊部隊が調査に行きますが、STARSの隊員たちも異形をした生物によって襲われ、古びた洋館に逃げ込みます。
洋館に逃げ込んだ隊員たちは、はぐれ離れになってしまい、逃げ込んだ洋館の中でも怪物に襲われてしまいます。洋館の中を徘徊する怪物たちを避けながら、洋館を探索し、脱出を試みるというのがバイオハザードのストーリーです。
◆初の3Dのゲーム開発の挑戦と期待されていない作品に集められたスタッフ
バイオハザードは、カプコンの中で初めて3Dで作られたゲームです。
開発当時は、3Dの動きというものも予測できなかったため、実際にいろいろなプログラムを組んで試してみるという繰り返しだったそうです。
バイオハザードに関わっていたスタッフは、新人や実績の無い社員ばかりが集められていました。
ベテランクリエイターは当時ストリートファイターなどの人気作品に関わっていたため、期待されていなかったバイオハザードに集められたスタッフの中には左遷されたと感じていたスタッフも居たそうです。
様々な意見や、挑戦を繰り返し、時にはチーム内で衝突などを繰り返しながらバイオハザードの開発は進められていったそうです。
http://www.capcom.co.jp/game/content/biohazard/