WBCの公式ソングに認定された"Separate Ways"のように、
よい曲にもかかわらずPVが残念極まりない歌は数多くあります。
今回ご紹介するのは、"Never Gonna Give You Up"という曲。
イギリス人歌手で、現在も活躍中のリック・アストリーのヒットソングです。
1987年にリリースされ、彼をスターに押し上げたこの曲。
リックの魅力であるシブい声が魅力の、不朽の名作です。
日本でもディスコで頻繁に流れていたようで、ご存知の方も多いかも知れません。
ただこの曲、曲自体は良いのですが、PVがもう、絶望的にダサい。
終始笑顔で歌いながら踊るリックのファッションは、オタクでも嫌がるようなパンツイン。リックに負けず劣らずダサいファッションとダサい髪型をした白人と黒人ダンサー、そして謎の微笑を見せるブロンド美女。
海外ではいわゆる「釣り動画」としてこのPVが使用されていますが、
それも絶妙なアンバランス-曲の良さとPVのダサさ-があってのものでしょう。
当時からすればイケてるPVだったのかも知れません。
しかし、今見れば笑いをこらえることが出来ないでしょう。