ドクターマリオは、ファミリーコンピューターで発売がされたパズルゲームです。
ぷよぷよといえば、日本を代表するパズルゲームですが、その原点になっていたのが任天堂から発売されていたドクターマリオだったそうです。
◆あのマリオが医者になりウィルスと戦う!
ドクターマリオは、1990年にファミリーコンピューターとゲームボーイで発売されたパズルゲームです。
その後も様々な任天堂ハードでリメイクなどがされている人気のシリーズです。
特にゲームボーイ版のドクターマリオは全世界で200万本を売り上げています。
いつもは、配管工事の仕事をしていたり、さらわれたピーチ姫を助けるために冒険をしているマリオですが、今回は医者となって新種のウィルスを退治することになっています。
看護婦としてナース姿のピーチ姫が参加していたりと、マリオシリーズが様々なジャンルに挑戦をするキッカケとなった作品です。
ゲームを開発していたスタッフには、ゲーム&ウォッチやゲームボーイの産みの親でもある横井軍平氏が参加し、ドクターマリオのメインのBGMともなっている『FEVER』などは現在もポケットモンスターなどの任天堂のゲームのBGMに関わっている田中宏和氏が担当をしていました。
◆ぷよぷよの原点となっていたドクターマリオ
ぷよぷよはコンパイルが開発し現在でも人気のパズルゲームです。
開発者の生みの親でもある仁井谷正光氏は、ゲームを開発をした経緯として、『テトリス』のような大ヒットしたパズルゲームがつくりたいという思いがあり、ぷよぷよを開発しはじめたが、任天堂から発売されていた『ドクターマリオ』と似ている構想だったそうです。
そこで仁井谷氏は、任天堂に企画を持ち込んで許可をとったそうで、ドクターマリオのパクリっぽいけど許可がでてるからセーフのような状態で開発を進めたそうです。