ラグナロクオンラインは2002年に韓国のGravityが開発し、日本ではガンホーが運営をしています。
今年でサービス開始から16年をむかえるラグナロクオンラインは様々なアップデートを重ねてきました。
新しい街やモンスター、システムなども変わってきましたが、その蓄積されたアップデートの中には、現在のラグナロクオンラインには合わないシステムなどもまだまだ残っています。
◆NPCの変化
ラグナロクオンラインは、2018年で16年目をむかえることになる長寿のオンラインゲームです。
韓国のGravityが開発し、韓国サーバーでまずアップデートを行ってから日本でもそのアップデートが実装されるというシステムで、日本サーバーでアップデートが行われる際には、日本独自の仕様などが行われていたり、日本ならではの変更やイベントなどもあります。
16年という年月が流れると、時代に合っていないNPCやクエストなどが存在するようになる。
このようなNPCやクエストは時代に合わせて修正が行われていくのが、ほかのオンラインゲームなのだがなぜかラグナロクオンラインは修正がされなかった。
一方、ドラゴンクエストXでは、街の入り口でクエストを受けることができるNPCが少しずらすというアップデートや会話の変更などが細かくおこなわれていたりします。
これが運営の怠慢なのか、技術不足なのかわからないがなかなか修正されないでいた。
しかし、2018年になってラグナロクオンラインも細かい部分が時代に合っているものに修正されはじめました。
既存のメモリアルダンジョンとよばれるクリアをすることで経験値やアイテムが報酬としてもらえるというもので、フェイスワームの巣というメモリアルダンジョンでは、難易度のわりに経験値が少なく、さらにBassの経験値だけでJobの経験値はもらえないというものだったが、アップデートによってレベルと時代に応じた経験値がもらえるようになって美味しいメモリアルダンジョンとなった。
また、サービス開始から実装していた人形を交換してくれるNPCがいたのだが、これは人形を1個ずつアイテムと交換するというものだったが、一度に大量に交換できるようになった。
交換できるアイテムのラインナップは修正されなかったが、これは大きな変化だ。
今後は、メモリアルダンジョンの経験値の修正などが行われ、どんどん時代にあったアップデートが期待できそうです。
◆まだまだなNPCやイベント
やはり16年も前のオンラインゲームとなると、時代にあっていないイベントや割に合わないクエストなども出てくる。
これは時代によって修正されていくのだが、ラグナロクオンラインはモンスターの経験値や配置などの修正は行われていますが、NPCについては修正はされないままです。
人形交換のNPCも古いNPCで不便だったが、赤ポーションを交換してくれるNPCも現在では存在意義は無い。
赤ポーションをゼロピー10個や木の根6個と交換してくれるNPCなのだが、そもそもはゼロピーを売ったお金で赤ポーションが購入することが可能な上、序盤の回復アイテムとしてはアカデミークエストで大量にもらえる初心者用の回復ポーションが優秀なので必要無いのである。
クエストに関しても古いものは大量にあるが、そのなかでもコンロンで進めることができる『村長の剣』というクエストは、必要なアイテムも多く手間もかかり、さらに報酬が美味しくないというやる意味すら無いクエストです。
何よりこのクエストは手間がかかるというよりも、ゲーム内でクエストの情報が一切でてこないというのが問題で、NPCと会話をしてクエストが始まるのだが、次に対象となるNPCの場所などが説明されないのである。
クリアをするためにはネットの情報を頼りにするしかないという難易度で、報酬も旨味が無いというのはもうやる必要はない。