2014年にPC用ゲームとしてリリースされ、その斬新な設定とユニークなゲーム性で話題を集めた『I am Bread』のiOS版がリリースされました。
■主人公は食パン?
【公式サイト】
http://www.iambreadgame.com/
このゲームでプレイヤーが操作することになるのは一切れの食パン。彼(?)の目的はただひとつ、それは美味しく焼きあがること。しかし、彼の置かれた場所の近くには、彼を美味しく焼きあげてくれる機材がない。
トーストになるためには(一枚の食パンにとっては)広大な室内を自力で移動して、自分を焼いてくれる機材(トースターやストーブなど)の元へ自力でたどり着かなければならない。
今、立派なトーストになるべく、一枚の食パンの冒険が始まる……。
なんで食パンが自分で動くのか、とか、なんでトースターなどの機材のそばでパンを切らないのかとか、さらには床の上やらゴミ箱やら、そんなところを移動したパンなんて汚くて食べられないとか……とにかくツッコミどころ満載のこのゲーム、そのインパクトが話題となって大ヒット、ついにiOS版がリリースされ、iPhoneでも遊ぶことができるようになりました。
■タッチ・スワイプ・ホールドを駆使して機材のあるところに辿りつけ!!
画面上の食パンをスワイプで動かすのが基本操作。ホールドを使うことで、垂直な壁(冷蔵庫やオーブンなど)を登っていくことも可能です。物理エンジンの設定にクセがあり、この操作がなかなかのクセモノ。思ったようにパンが動いてくれず、時には思いがけない挙動をするなど、かなり歯ごたえがあります。
パンには「可食性」というゲージが設定されています。床の上の汚れたところや、水漏れでできた水たまりなど、パンに汚れがつくような場所を移動する度にこのゲージが減少、ゼロに鳴ってしまうとゲームオーバーになってしまいます。そりゃ、そんな汚くなった食パンなんて、誰も食べてくれませんから。
機材のもとにたどり着いただけでは終わりません。
最後にもう一仕事、両面を綺麗に(100%)焼きあげて始めてステージクリアになります。
■実はストーリーもちゃんとある?
一見、ただのバカゲーに見えますが、その実、ゲームとしての作りはかなり本格的。ちゃんとストーリーもあって、ゲームを読み解いていくと、バカバカしく思えた設定に意外な理由があることもわかってきます。
スマートフォン対応で、いつでもどこでもパンが焼けるようになった『I am Bread』この機会に、プレイしてみませんか?
(ダウンロードページ)
https://itunes.apple.com/jp/app/i-am-bread/id946903436