アメリカに住むエースちゃんは弟が大好きで、いつも一緒に遊んでいるのだと言います。
「今日は大事なことを話したいの」と話を切り出すエースちゃん。実は、弟のアーチ-君は、7年間ブルガリアの孤児院で育った義理の弟なのです。アーチ-君は生まれつきダウン症で、それを理由に実の母親が孤児院に彼を引き渡したのだそうです。その話をエースちゃんの両親が知り、アーチ-君を養子として受け入れることにしました。
エースちゃんは、「周りの人はアーチ-がダウン症だから何も出来ないって思っているけど、私がベッドを飛び跳ねるように、彼も同じことができるの」と言います。
さらに、「自分と違うところがあっても、誰にでも同じように愛情を持って接するべきです。」と訴えます。そして、アーチ-君はお姉さんから最高の言葉を受け取ります。「アーチ-、私はあなたが大好きよ。だって、あなたは世界で最高の弟だもの。」この言葉と共に強くハグされたアーチ-君は、とても嬉しそうです。
アーチ-君を孤児院から引き取るために、エースちゃんの両親はとても苦労したそうです。アメリカの親族からの反対もありました。しかし、エースちゃんのアーチ-君に対する愛情を見ると、この家庭に迎えられて本当に良かったと感じます。これからも実の姉弟としてお互いを守り、幸せに暮らしてほしいです。