いまや小中学生にも大人気のサンドボックスゲーム『Minecraft』
さまざまなブロックを組み合わせて建物やオブジェクトを制作する過程がブロック玩具に似ていると感じたことのある人も多いのではないでしょうか?
ブロック玩具の大手、LEGO(レゴ)社から『Minecraft』をモチーフとしたセットが発売されることになりました。
■家具店から始まったLEGO
『LEGO(レゴ)』はデンマークの玩具メーカーレゴ社のプラスチック製組み立てブロック玩具のブランドです。
ブロック玩具と言えばレゴ、というイメージを持つ方も多いでしょう。
今や世界のブロック玩具を代表する『LEGO』ブランドですが、その始まりは家族経営の家具屋でした。
世界恐慌の煽りを受け、自社で制作している家具のミニチュア模型を販売、このことが後に玩具メーカーへの転身のきっかけとなります。
『LEGO』というブランドが生まれたのは1934年のこと、デンマーク語で「よく遊べ」を意味する「Leg Godt」から、社名をLEGOとしました。「LEGO」にはラテン語で「組み立てる」という意味もあります。
現在はさまざまな映画やキャラクターをモチーフとするセット商品を主力に展開、一方でLEGOを題材にした(レゴで作られたキャラクターを操作して遊ぶ)ゲームや、レゴをモチーフとした映画なども数多く制作されています。
■Minecraftをレゴで再現!!
2016年6月1日より、レゴの新しいセット商品「LEGO MINECRAFT」が発売されます。
サンドボックスゲーム「Minecraft」を忠実に再現したセット内容で、セットに含まれるブロック数は、過去最多の1600ピース。Minecraftで制作できる家屋やオブジェクトを忠実に再現できるブロックの他、Steveや村の住人といったキャラクター、クリーパーやゾンビ、エンダーマンなどのフィギュアなども付属、Minecraftの世界を自分の手で再現できます。
もともと、Minecraftのゲームシステムがブロック玩具によく似ているものですから、そのMinecraftがレゴになるというのは、原点回帰、あるいは先祖返りと言えるかもしれませんね。
「LEGO MINECRAFT」は200ドル(約22000円)で発売予定です。