動画に登場する男性デイブさんは、グレートデーンのペガサスを悪徳ブリーダーから保護し、引き取ることになりました。まだ仔犬であるペガサスですが、獣医からはもう長くは生きられないと伝えられたのです。仮に生きたとしても、聴覚障害と盲目を発症するとさえ言われました。
そこで、デイブさんはペガサスの姿を毎日録画することにしたのです。
ペガサスの兄弟のほとんどは、生後間もなく亡くなったか、生きていても障害を持っているのだそうです。
動画でのペガサスの記録を見ると、獣医からの余命宣告をよそに、みるみるうちに成犬の大きさまでに成長しています。しかし、この動画を撮り続けている途中、デイブさんは出張で家を留守にすることが多くなったため、悩みに悩んで新しい飼い主にペガサスを託すことにしました。
そこには大きな庭もあり、幸運なことに他のグレートデーンも一緒に暮らしているようで、ペガサスにとっては良い環境なのだそうです。未だにペガサスがいつまで生き延びるのかは分からないそうですが、今のところ元気にしているそうです。
セリフのない静かな成長記録ですが、そこからはペガサスが大きく成長する姿だけでなく、デイブさんとの間にある深い信頼関係と愛情が伝わってきますね。
ある人間の身勝手な欲望によってこの世に生まれてくることになったペガサスですが、生きているからには伸び伸びと走り回って幸せに過ごしてほしいですね。