むずかしいメモリー
http://www.wowgame.jp/game_html/7649.html
「むずかしいメモリー」というゲームタイトルを見た時、正直「はなからプレイヤーのハードルを上げているゲームだなぁ」と思いました。
が、これ本当にむずかしい!
「メモリー」とあるので、「どうせ記憶力ゲームね」と思っていたら、実は神経衰弱ゲームでした。
絵柄は可愛らしい文房具だったので楽しげな印象だったのですが、これがまさか後半私の足を引っ張ることになろうとは……。
このゲーム、一見するとたいして難しくは見えません。
確かに、まだ札をめくり始めたばかりの情報の少ないうちからミスをするとスコアのマイナスがあって、その点少し嫌な感じはしましたがその程度。
難易度のアップはゲームプレイの最中に、突如として起こります。
札同士の配置が入れ替わるんです!
だからせっかく覚えたはずの札も、勝手に入れ替わったら最後、わけわからなくなるんですね。
しかも、よく見ていてもこの場所の入れ替わりについては法則性がないようで、本当にランダムに動きます。
だから「最初から入れ替わりそうな札に目をつける」というのも不可能なんです。
当たり前ですが札の入れ替わりがあっても、「ペアを作って消すべし」という神経衰弱ゲームの大前提は変わらないので、入れ替わった後の正しい札をチョイスしないとダメです。
これが「むずかしい」の意味するところで、ほんとこれ、なかなかハードです。
しかも、札の絵柄の可愛い文房具は当初こそ好印象だったのですが、無機質な物を題材としているので、それぞれの絵柄の印象が残りにくく、これまたハード。
ものすごく個性的な絵柄揃いだったらインパクトがありそうだけど、文房具はどれも地味で色味も似ている・・・いやいやむずかしい。
「なんかホッチキスの絵柄たくさんない?」ってなります。
でもゲームバランスとしてはクリア不可能といったことはないので、「むずかしい」と言いながらも皆さんクリアは目指せるはず。
ひと味違った神経衰弱ゲームで楽しんでみてはいかが?