小学5年生のベラちゃんは、2歳半の時にモルキオ症候群という病気になり、上手く歩いたり体を動かしたりすることが出来なくなりました。現在の医学では、それを完治させる治療はないそうです。
以前は、生活するために松葉杖と車いすが欠かせなかったベラちゃんなのですが、今年はその生活が一転したといいます。
それは、グレートデーンのジョージとの出会いから始まりました。「前は松葉杖がないと全く歩けなかったの。」と話すベラちゃんは、今ではジョージの肩を借りながらスラスラと歩いています。人の肩を借りるのとは何が違うのか、とても不思議です。ベラちゃんとジョージは、抜群に相性がいいのかもしれません。
学校でも寝る時のベッドでもいつも一緒の2人は、本当の姉弟のようですね。ベラちゃんの体重は43ポンド(19.5キロ)で、ジョージは131ポンド(59.4キロ)と、ベラちゃんの3倍もの体重がある大きなジョージですが、彼はその体格の良さをカバーしてしまうくらいの、温厚で忠実な犬です。これからの2人の成長がとても楽しみです。