スイスのフォトカンパニーが制作したクリスマスシーズンの感動のCMです。
ある日、妻がクリスマスプレゼントを持って認知症で入所する夫の施設を訪れます。妻は、夫が自分のことを認知してくれることをあまり期待していない様子です。しかし、夫は妻の手にそっと触れます。夫は、1950年代に初めて妻に出会った日のことを思い出したのです。
2人が出会ったのは、大晦日のダンスパーティーでした。妻からのプレゼントとは、その時の思い出の写真を収めたアルバムだったのです。そして、2人は当時の思い出に浸りながらゆっくりとステップを踏んでいます。
筆者の母も、私の小さい頃の写真を収めた沢山のアルバムを大事に保管しています。しかし、近年はデジタルカメラの時代になり、撮った写真はパソコンや携帯で保存する時代。
わざわざ印刷して、アルバムを作る機会は減っています。ですが、やはり、アルバムは当時の思い出を振り返るだけでなく、写真の下にコメントが書かれていたり、シールや折り紙が貼ってあったりと、制作した人の愛情が伝わってきます。
みなさんも、パソコンの画像データを今一度整理し、思い出を振り返りながらアルバムを作ってみてはいかがでしょうか。