『Prey for the Gods』はサンフランシスコのインディーズスタジオ、No Matter Studiosが開発しているゲームですが、スタッフがわずか3人でやっているために資金が乏しく、開発に影響がでる事態を引き起こしていました。
そこで2016年7月からKickstarterで資金を募集し始めたのです。
Prey for the Godsの元となったワンダと巨像は、そのシステムが優秀だっただけではなく、ストーリーも優れたものでした。
巨像を倒す度に主人公ワンダに起きていく変化、それが何なのか最後にわかるようになっていて、それゆえにこのゲームのラストに考えさせられるようになっていたのです。
キャッチコピーにあった「最後の一撃は、せつない」はそういう意味も持っていたのではないでしょうか。
Prey for the Godsがそのストーリーに迫れるのかどうか、そこで評価が大きく分かれそうです。
ワンダと巨像を評価している人達は、そのストーリーを一番大切にしていますからね。
(ワンダと巨像 プロモーションビデオ)
ちなみに『Prey for the Gods』は「神々の生け贄」という意味です。
■2017年12月にPC版発売予定
Kickstarter開始から1カ月で目標を超えたPrey for the Godsですが、ここから順調に開発が進めば2017年12月にPC版が発売される予定となっています。
さらに資金が60万ドルに達成すればコンシューマー版をPC版に続いて出すとなっていますので、家庭用ゲーム機で遊べるようになるのは当分先となってしまいます。
しかし現段階でこれだけのビジュアルを作っているのですから、気長に待つ価値はありそうです。
今後も目が離せない、特にワンダと巨像ファンの方はぜひこのゲームを見守っていただきたい作品です。