生卵は殻が硬くて、どこかにぶつけると割れてしまいますね。
ところが、お酢に漬けておくと2日後には、ボヨヨ~ンと柔らかくなります。手で擦ると殻がむけて、透明でプニプニの卵が出てきます。
卵の殻は炭酸カルシウムで出来ています。
お酢にはカルシウムを溶かす力があり、卵を漬けることで化学反応が起きます。
実験動画でも、卵を漬けた途端にシュワっと泡が出て、化学反応が起きていることが分かります。
殻は解けても薄い膜は溶けないので、生の状態で外側の殻だけがむくことが出来るのです。
参考URL:ミツカングループウェブサイト(2016)「実験!お酢のチカラをときあかせ」
http://www.mizkan.co.jp/k-plus/summerkids/mission1.html