入浴剤として人気のバスボムを使ってお風呂で遊んだことがありますか?シュワシュワと溶けていくあのバスボムは、実は家にある材料でも作ることができます。ただ、なぜバスボムは水に入れるとシュワシュワと炭酸ジュースのように泡立つのでしょうか?まずはバスボムの材料を見てみましょう。
バスボムの主な材料は重曹、クエン酸、片栗粉(コーンスターチ)です。他に使う材料は水と霧吹き、ボール、着色料、型ぬきです。まず、重曹とクエン酸、片栗粉(コーンスターチ)を2:1:1の割合で混ぜていきます。色を付ける場合はほんの少量の着色料をこれに混ぜておきましょう。
次に霧吹きで1~2回水を吹きかけ混ぜていきます。手でギュッとつかんで固まるぐらいになったら型ぬきに入れて固めていきます。乾燥するまで半日~1日かかりますが、ドライヤーなどを使うと早めることができます。固まったら型ぬきから外して完成です。
このバスボムですが、なぜ重曹とクエン酸を主な材料として使うのでしょうか?
実は重曹とクエン酸で炭酸ガスを発生させるためです。
重曹は炭酸水素ナトリウムでできており、クエン酸と共に水に溶けたときに化学反応を起こして炭酸ガス(二酸化炭素)を発生するのです。炭酸ガスを発生させる物質は他にもありますが、口に入れても安全な素材でできるのがこの重曹とクエン酸というわけです。
混ぜて固める際に霧吹きで水をかけて混ぜるのですが、かけすぎると重曹とクエン酸が反応を始めてしまいます。水の分量に注意して作ってみましょう。
参考サイト
http://hapirun.info/868.html