音は空気を振動させながら伝わります。
超音波もまた波を描きます。
その超音波を発生させる装置の上に絵の具を乗せたらどんなふうに混ざっていくと思いますか?
それでは実験してみてみましょう。
用意するのは超音波装置、絵の具、水などです。
超音波プローブに少し水分が多めの絵の具を左右に乗せます。
超音波装置の電源を入れます。
すると絵の具は中心部分から渦を描くように混ざっていきます。
中心部分から混ざっていった絵具は最終的には全てが輪を描くように水流を作りながら混ざっていきます。
音は振動しながら伝わります。
この場合、その音による振動で少しずつ絵の具を動かしていって混ぜることができています。
この場合は超音波装置で絵の具を混ぜていますが、太鼓など振動が伝わるものの上で砂を躍らせる実験や、幾何学的な模様を作ると同じように伝わる音を変化させると違った混ざり方をするかどうかも見ておきたいところですね。
参考サイト
http://dailynewsagency.com/2013/06/10/amazing-resonance-experiment-g7j/
DNAディリィ・ニュウス・エィジェンシィ
音が形を得る瞬間、振動が形作る神秘的な幾何学模様「クラドニ」図形の映像