虫めがねを使うと、小さなものを大きく見ることができて便利ですよね。でも、虫めがねでさかさに物を見ることができることを知っていましたか?では具体的にどんな風に見えるのでしょうか?
虫めがねを固定してレンズをのぞきながら対象物になるものをレンズからどんどん遠ざけていきます。すると、対象物はどんどん大きくなった後、逆さになってうつります。なぜ逆さになって見えたのでしょうか?
虫めがねのレンズは凸レンズでできています。凸レンズは光を集めます。最も光が集められている場所を焦点といいますが、この焦点よりも近い所のものが大きく見えるように光が折れ曲がっています。ところが焦点よりも後ろでは光の曲がり具合が異なるのです。そのため逆さに見えるのです。
虫めがねは光を集める力があるため、光を集中させればものをこがすこともできます。虫めがねで太陽をみたり、ものをこがしたりはしないようにしましょう。
参考サイト
https://kids.gakken.co.jp/kagaku/110ban/text/1498.html
虫めがねはどうして物が大きく見えるの|科学なぜなぜ110番|学研サイエンスキッズ