砂糖や飴などが水に溶ける時にゆらゆらとしたものが見えます。
混ぜていなくてもこの現象が続いた後は砂糖がとけていますよね。
このゆらゆらとしたものの正体はなんなのでしょうか?実験して観察してみましょう。
まず、氷砂糖を針金に巻いて割りばしにつないだものを用意します。
次にビーカーに水を入れてそこに先ほどの氷砂糖をいれます。
水中ではゆらゆらとしたものが下に落ちていく姿を確認できます。
次に別のビーカーを用意し、ティーバックに食塩を入れて同じようにゆらゆらと落ちていく様子を確認します。
その後、ティーバックをもちあげ、濃い食塩水をティーバックからビーカーに落としてみます。
するとおもしろい形になってゆらゆらが落ちていきます。
このゆらゆらたちの正体は何なのでしょうか?
このゆらゆらは氷砂糖ならば氷砂糖がとけだした際の、食塩ならば食塩がとけだした際の
濃度の差でできる光の屈折なのです。
光が目に届く際に、それぞれがとけだしている所は一定の濃度ではないので均等には見えません。
そのため私たちにはゆらゆらと揺らめくように見えるという現象が起きます。
この現象はシュレーリン現象と呼ばれます。
自然界でもこれらの現象を観察することができます。
濃度の違い以外にも温度差でできるものもシュレーリン現象と呼ばれます。
どんなものがあったか思い出してみましょう。
参考サイト
http://www.orsigioielli.com/%E5%8B%89%E5%BC%B7/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E7%8F%BE%E8%B1%A1%E3%82%92%E4%BD%93%E9%A8%93%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86%EF%BC%81%EF%BD%9E%E5%AE%9F%E3%81%AF%E8%BA%AB%E8%BF%91%E3%81%AA%E7%A7%91/
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