お味噌汁やお鍋などとうふは私たちの食生活にお馴染みの食材です。
お豆腐は大豆をゆでてて絞った汁から作られるのですが、どうして絞った汁があの固まったとうふになるのでしょうか?
実際に作ってみてとうふができる仕組みを考えてみましょう。
ここでは大豆を豆乳にする過程は省いています。
まず鍋にお湯を沸かし、耐熱容器に豆乳を入れお湯の中につけます。
にがりを少量加え、混ぜます。
温めながらまぜていると、もろもろした物体が増えていきます。
これがとうふのもとになります。
四角いとうふはここから四角い方に流し込んで作られます。
ではなぜ豆乳ににがりを入れると固まるのでしょうか?
大豆のしぼり汁・豆乳はアミノ酸がたくさん含まれています。
そのアミノ酸がにがりの中のマグネシウムとイオン結合することでとうふのもとになるたんぱく質が作られていきます。
豆腐がどのようにして日本に広まっていったかは諸説あるようですが、大豆のゆで汁とにがりを加えると固まって豆腐ができるということを発見した昔の人はすごいですね。
参考サイト
https://kids.gakken.co.jp/kagaku/110ban/text/1538.html
とうふはどうやってつくるの|科学なぜなぜ110番|学研サイエンスキッズ