ぷよぷよは、株式会社コンパイルが発売した落ち物タイプのパズルゲームです。
旧世代のぷよぷよと現在のぷよぷよで異なる部分があり、メジャーとなっているぷよぷよは、ファミコンやMSXで発売されていたものではなく、アーケードやメガドライブでプレイできるものです。
ぷよぷよは旧世代の物と、現代版のものがありますが、そもそもが「どーみのす」というパズルゲームがベースになっており、ぷよぷよというキャラクターは魔導物語という別のゲームの登場キャラクターでした。
◆パズルゲームとして人気になった作品
ぷよぷよはコンパイルが開発した落ち物のパズルゲームです。
プロトタイプのぷよぷよと従来のぷよぷよがあります。
初代のぷよぷよは今のような連鎖ボイスというものやCPUとの対戦はついておらず、テトリスのようにどんどん難易度が上がっていくシステムでした。
対戦ではすでにおじゃまぷよのシステムがありました。
アーケードやメガドライブなどで遊ぶことができるようになったぷよぷよが現在のぷよぷよのシステムとなっており、ストーリーモードの追加、連鎖ボイスの追加など従来のぷよぷよと遜色のないものとなっています。
いままでの落ち物パズルゲームは、時間経過やスコアによって落ちてくる速度が早くなり、難易度があがっていくというものでしたが、ぷよぷよもそのシステムを採用していましたが、『ひとりでぷよぷよ』というCPUの対戦相手と対戦するというモードを追加した所、これがヒットの要因となり、今後のパズルゲームでも実装されている対戦相手がいるというパズルゲームの礎になっています。
ゲームギア版のぷよぷよには『なぞなぞぷよぷよ』というモードが実装されており、パズルという概念では初めての詰将棋のような要素も追加されていました。
◆2つのゲームの影響で完成したぷよぷよ
ぷよぷよの原型になっているゲームが『どーみのす』というゲームでした。
どーみのすは、上からドミノの板が落下してきて同じ数字や、連番になるように積んでいくというゲームでしたが、開発をして実際に遊んでみた所、さほど面白くなかったためボツになりました。
どーみのすを作り直す際に、PC向けのRPGだった『魔導物語』のスタッフが遊びで作っていたミニゲームのようなものを、落下してくる物体を魔導物語に登場するぷよぷよに置き換えて新しいルールを加えたものを開発がプロトタイプのぷよぷよとなりました。
『どーみのす』と『魔導物語』という2つのゲームがあって初めて完成したのがぷよぷよで、最初は、魔導物語のスタッフが遊びで作ったゲームというのは驚きです。
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