『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』は、任天堂から発売されたスーパーファミコン用のゲームソフトで、人気のゼルダの伝説のひとつです。
『ゼルダの伝説 神々の伝説』は、スーパーファミコンから発売されたゲームで、アクションアドベンチャーというジャンルでアクションとアドベンチャーの2つの要素をもっているゲームです。このゲームは非常にバランスが取れているゲームで、様々なゲームの基準となっているそうです。
◆ゼルダの伝説の原点に帰る作品
『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』は、1991年11月21日に任天堂から発売されたスーパーファミコン用のアクションアドベンチャーゲームです。バーチャルコンソールで遊べる他、ゲームボーイアドバンスの『ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣』として発売もされています。
ハイラルに全知全能の黄金とよばれるものがあり、全知全能の力をもとめて様々な人物が黄金が祭られている聖地へと向かったが、誰一人として帰ってくるものはいなかった。
そればかりではなく、聖地からは悪しき力が溢れ出てきたため、ハイラルの王は7人の賢者たちに命じて、聖地の入り口を封印する。しかし、時は流れ司祭アグニムが封印をとこうと企み、兵士たちを操り王を暗殺しようと企て、さらに賢者達の子孫もいけにえとしていった。6人の賢者の子孫を生贄とし、7人目の生贄であるゼルダ姫にもその手が迫っていた。
ゲームのシステムは、初代のゼルダの伝説をベースにしており、上からの視点のものに戻りました。
更に、剣や盾、弓やバクダンを使うなど、多くの部分が初代のゼルダの伝説と同じアイテムなどを活用する部分があります。その後のゼルダの伝説でもおなじみになっている要素である魔法ゲージ、回転斬り、空き瓶の活用などもこのシリーズからとなっています。
◆パックマンの生みの親も絶賛するゲームバランスの限界
パックマンの生みの親である岩谷徹氏は、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』のファンで、アクションとアイテムを使った謎解き、テクニックのバランスがすばらしいと絶賛しています。
アレ以上の謎解きやアクション要素を要求されるとゲームのクリアが困難になり、ゲームを諦めてしまう人が出てしまうため、一般的なプレイヤーを想定した難易度の見本となるべきソフトとしています。
ゼルダの伝説のプロデューサーを務める宮本茂氏は、この難易度調節についてモノを隠す遊びを例に上げて、開発者はモノを隠した時に、「これじゃ見つかってしまうかもしれない」と思うが、見つける側であるプレイヤーはある程度わかりやすい場所に隠してあったほうが、見つけた時の達成感があるとしており、若手のスタッフなどは難しい場所に隠したがるため、今の難易度で半年経過した別のしごとをしている自分を想定して考えてみようと提案したそうです。