スーパーマリオワールドは、任天堂から発売されたスーパーファミコン用のゲームソフトです。
スーパーマリオワールドから登場したキャラクターのヨッシーですが、そのキャラクターが産まれた経緯は、現在の任天堂の代表取締役でもある宮本茂さんの一言からでした。
◆スーパーマリオワールドは世界で一番売れたスーパーファミコンのソフト
スーパーマリオワールドは、1990年にスーパーファミコン用のゲームソフトとして発売されました。
F-ZEROと同じくスーパーファミコンと同時に発売されたローンチタイトルになっています。
いままでの舞台のキノコワールドから舞台は代わりヨースター島という島に舞台は変わります。
マリオとルイージとピーチ姫はヨースター島にバカンスにやってくるのですが、先にやってきていたクッパ達によって、ピーチ姫はさらわれてしまい、ヨースター島の恐竜であるヨッシー達も魔法をかけられ卵の姿に変えられてとらわれてしまいます。
マリオとルイージとヨッシーは協力をして、囚われたヨッシーの仲間とピーチ姫を救出のため、ヨースター島で冒険を繰り広げていく。
ファミコンでも人気があった任天堂の『マリオ』が登場する横スクロールのアクションゲームで、様々なアイテムを駆使しながらステージを進んでいきます。
途中のステージには分岐ルートがあり、隠されたルートを通ることで別の方向へと進むことが出来ます。
スーパーファミコンのローンチタイトルということもあり、全世界では2000万本以上も販売されており、世界で一番売れたスーパーファミコンのゲームソフトになっています。
◆ヨッシー誕生の理由
スーパーマリオワールドから登場するヨッシーは、マリオの生みの親でもある宮本茂さんが、マリオを馬に乗せたいといった一言からはじまりました。
元々マリオ3を開発していた際に、宮本氏の席にマリオが馬に乗った絵が貼ってあり、周りの人からもマリオを何かに乗せたいんだなと思われていたそうです。
馬というテーマはありましたが、マリオワールドの舞台でもある恐竜が出て来る島の設定があったので、爬虫類に乗せようとなり試行錯誤が始まったそうです。
最初は、ワニのような生き物だったそうですが、デザイナーさんのラフスケッチの中にあったヨッシーの原型を仕上げることで今の形になっていきました。
ちなみにヨッシーの鞍のような部分は、甲羅だそうでカメの仲間として考えていたそうです。