Civ4と言えば、海外のSLG(シミュレーションゲーム)をたしなむ人間であれば聞いたことのない人はいないくらいの名作です。SLGをしない人や、洋ゲーに疎い人でも名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。動画投稿サイトではあまたのプレイ動画が投稿されてますし、動画で気に入ってゲームを買ったという人もたくさんいます。
Civilizationシリーズは2からすでにとても有名で、どれほど多くの人々の時間を食いつぶしてきたか分かりません。2,3は操作性として煩雑な作業が多かったのですが、4になってそのあたりも洗練されて大分プレイしやすくなりました。
■拡張、準備、戦争
Civシリーズに通じる楽しさを成立させているのが、文明を育て強化して、そして積み重ねてきたものを大活躍させるという、カタルシスの基本です。プレイヤーは文明の指導者となり、都市を増やし、施設を立て、他の指導者と関係を構築し、政治体制、社会制度を調整しながら、軍備を増強して戦争での勝利を目指します。
都市を作るにしろ、施設を作るにしろ、部隊を作るにしろ、物資が必要です。物資を作るには人口が必要で、人口を増やすには食料が必要です。
人口を増やしすぎると治安が悪化するので、国内の安定のためには人々を幸福にする資源が必要になります。そのためには国土を広げねばなりません。より強い部隊や社会制度のためには技術の研究が必要で、技術研究のためには交易が必要と。
戦争での勝利が基本的な目標となるのですが、そのためには物資、食料、交易全てをバランスよく高い水準で高めなければいけないと言うわけで、まさに国全体を挙げた総力戦で戦うゲームとなっています。
■都市育成
Civシリーズの2,3は都市ひとつの価値は大分低いものでした。ところが4になって、一つの大都市が、小さな都市いくつかよりも価値が高くなるようなバランスに調整されました。これによって商業都市、軍事都市、偉人都市などの専門化が有効になり、都市を育てる楽しみが生まれました。
中堅国が国を挙げて出す科学研究力を、たった一つの科学研究都市が出すなどもよくある話ですし、毎ターン戦車を完成させる都市を作ったりして隣国を蹂躙する楽しみなどもあります。
総力戦を扱ったゲームとしては、世界最高峰の名作といわれています。
SLG好きならやって損はありません。むしろ、やらないと損なレベルです。
■Civilization4(Civ4) Wiki - シヴィライゼーション4 Wiki
http://rinrin.saiin.net/~denev/index.php