ここ数年、PC用のヘッドマウントディスプレイ(HMD)各種が相次いで登場する中、2016年10月13日にはPlayStation4専用のHMDであるPlayStationVRが発売され、まさにVRゲームの時代が到来したことを感じさせる流れになっていますね。
ネットには、最先端のVR環境でプレイしてみたい過去の名作タイトルの名前を上げる人が増えています。どんな作品が人気を集めているのか、見てみましょう。
■ワンダと巨像
2005年にPlayStation2用ソフトとしてリリースされた「ワンダと巨像」。
巨大な像と戦い、その身体をよじ登って弱点を攻撃するという、それまでにはないゲーム性は高く評価され、国内のみならず海外でも高い評価を受けた作品です。
VRだったら、あの巨大な像を目の当たりにする迫力はきっと強烈でしょうね。
多くの人がVRでのリメイクを希望する理由も分かるような気がします。
■バイオハザードシリーズ
映画以上にゲームで人気の高いジャンルと言えるのがホラー。
その理由は、ゲームを主観的に操作することによって、よりその世界に没入し、それだけ強い恐怖感を味わうことができるからではないでしょうか?ましてVRなら……。
バイオハザードシリーズの最新作となる「バイオハザード7」。
一人称視点の体験版が公開され、そのあまりの恐ろしさにネットで爆発的な話題を呼んだのは記憶に新しいところです。
VR環境でプレイすれば、その恐怖感はきっと倍増どころではすまないのではないでしょうか?
■エースコンバットシリーズ
ジェット戦闘機のパイロットとして空の戦場を駆け巡る「エースコンバット」シリーズ。
VRを使って、より臨場感あるプレイをしてみたいと考える人はやはり多いようです。
特に、近未来世界を舞台とする「エースコンバット3」はシリーズ中の異色作とも言われていますが、その設定の親和性の高さを考えるとよりVR向きの作品かもしれません。
最新作「エースコンバット7」がPSVR対応作品として製作されることが、すでに発表されています。
■ジャンピングフラッシュ
初代PlayStationの時代、まだポリゴン描画による3Dゲームが物珍しかった頃に、その没入感と爽快感を教えてくれたのがアクションゲーム「ジャンピングフラッシュ」です。
タイトルを読めば分かる通り、ジャンプすることがキモになるこのゲーム。
特に3段ジャンプから地面への降下は、かなりの爽快感がありました。
現代風のグラフィックで、なおかつVRなら、その爽快感は相当なものになるでしょう。
でも、高所恐怖症の人にはちょっと無理かも?
■ときめきメモリアル
VRというと、主観視点であることを活かしたFPS(ファーストパーソンシューティング)やアクション性の激しいゲームの印象が強いところですが、一方でキャラクターとのコミュニケーションを楽しめるギャルゲーにも人気が集まっています。
確かに、これまでモニター越しでしか見ることのできなかったキャラと、仮想現実空間でコミュニケーションできたら、より親密感が増すことになるでしょう。すでに「サマーレッスン」がVR専用タイトルとしてリリースされています。
ギャルゲーの元祖と言えば、誰でも想像するのが「ときめきメモリアル」でしょう。
あのヒロインたちと仮想空間でより親密な関係になれたら……そう思う人は少なくないようです。
みなさんは、どんなゲームをVRでリメイクしてほしいと思いますか?