緊急時、すぐに飲み水が確保できないこともあります。そういう時に有効な自作できるろ過装置を作ってみましょう!
まず、ティッシュ、布、炭、砂利、小石、ペットボトル(500ml)、紙コップを用意します。ペットボトルの底をまず切り取ります。ふたを付けた状態で、ペットボトルのふたの方にティッシュを4~5枚押し込んで詰め込みます。
ペットボトルを紙コップにさして倒れないようにテーブルに置いたら、小石、砂利、炭、布の順番に入れていきます。軽く押し込んだら完成です。雨水や川の水などを実際に飲めるようになるか実際にろ過してみましょう。
ではろ過はどうやってされているのでしょうか?泥水などをろ過してみるとわかりますが、泥水の中には無数のゴミや泥などが入っています。このろ過機を通すと大きなゴミは大きめの砂利や小石にひっかかってとれます。
ただ水や小さなゴミは通してしまうので、より小さなゴミなどを取り除くために炭や布などが必要になります。ろ過する際に多くの水を効率的にろ過するために下の方に小石や砂利をおくことで水を通しやすくなっています。
これ以外にも違った材料を使って作るろ過装置もありますので、作り比べてみるのもいいでしょう。今回作っているのはあくまで緊急時に使えるやり方です。生水のまま飲むと体調を壊す可能性もありますので、最終的にきちんと煮沸してから飲み水にしましょう。
参考サイト
http://www.aqua-sphere.net/solution/02/as02.html
非常用の飲み水をつくる|アクアコミュニケーターの技術